OSコン(OS-CON)について
発売されてから大分経ち、OSコンが最もよいと闇雲に信じている人も
少なからず居ると思う。
そこで、OSコンのデメリットを少しあげてみようと思う。
・長期在庫にて洩れ電流が増える可能性がある。
(個人で使う場合は長期に渡って在庫する場合があるので注意が必要。
また、出所のわからない業者から買うのも控えたほうがよい。)
洩れ電流については、自己修復特性があり、復活させることも可能だが、面倒な事には変わりない。
・過電圧サージに弱い
そのまま。従来の電解コンよりも弱い。検討を怠ると、すぐに壊れてしまう可能性がある。
特にコイル周りは気を付けたし。
・偶発的故障はショートモード。
→電源の2次に対しても使用は控えるべき。
発振など、高リップルで温度が上昇した場合寿命を迎えるのは相当早い。
・熱に弱い
半田付け時の熱でも洩れ電流が増える場合がある。
高性能なコンデンサであるが、使い方を誤ると
普通のコンデンサより寿命が縮まったり、洩れ電流が問題になる回路では
使い物にならない事がある等、なかなか扱いが難しいコンデンサだと思う。。