母、驚きの回復
もうだめかもしれないと、記事を書いた後
ずっと書いてなかった。(2月ごろの記事。)
振り返ってみる。
母の病気自体、悪性リンパ腫という括りでは、比較的ポピュラーな病気。
その中でも、リウマチの薬に起因すると思われるリンパ腫で
この時点でかなり特殊(10万人に1人位らしい。
1月に発症し、脊髄に腫瘍が取り付き判ったときは、既に歩けなくなっていた。
整形外科の先生とも連携し、外科手術、放射線と抗がん剤治療、リハビリを重ねて
歩いて退院することができた。退院するまで10ヶ月ほどかかったと思う。
そして、2月に入って定期検診で再発が発覚。
再発した箇所は心臓の中だった。
症例として物凄い稀なケースであり先生が文献を検索しても1,2例しかないとのことだった。
(どれも予後は・・・・・・との結果だったらしい)
既に腫瘍は右心房を圧迫するほど大きく成長しており、
治療の負担をかけることによっても心停止する可能性があるとのことだった。
また、大量化学療法による治療となるが、これが有効に働く可能性が一般的に3割程度。
だから、これを聞いたときは、正直もうだめかも知れないなと思い帰るのがつらかった。
すぐに治療を始めて、結果が2週間ほどで聞こえてきた。
抗がん剤との相性もよく抗がん剤もよく効いて、腫瘍がかなりなくなったとの知らせ。
今は自己肝細胞移植のために最後の治療を続けている。
母は生きている。
生かされている。
その意味を考えて生きてほしいと思う。
またそれは自身にも問うべきこと。